避難所HUGを体験

防災役員会で避難所運営研修(HUGという静岡県が開発した防災ゲーム)に参加しました。
講師は愛知県防災局から伊藤正直氏、長久手町社会福祉協議会(長久手防災V.C)のかたがお手伝いで参加してくださいました。

『もし、災害が起きて避難所の運営をしなければならない立場になったとき、最初の段階で殺到する人々や出来事にどう対応すれば良いか?』

を考えていくテーブルゲームです。

今回は避難所に指定された西小学校にさまざまなタイプの避難者や救援物資の到着、取材依頼などが訪れる設定で体育館と教室に避難者を分けていきました。一度決めた場所を移動するのは避難者に負担になるので、高齢の方や乳児、持病があるなど多様な避難者を初めの段階で的確に分けることが大切だということです。

ある日突然、防災リーダーというのではなく、組織作りとスキルを生かせる工夫は平時にこそ大事なんだと思います。

東日本大震災で1200人の避難者を受け入れた小学校では、同時にペット(犬35匹、猫、ハムスターなど)を連れて避難されるかたが多かったそうです。

HUGは、H(hinanzyo避難所)、U(unei運営)、G(gameゲーム)の頭文字を取ったもので、英語で「抱きしめる」という意味です。避難者を優しく受け入れる避難所のイメージと重ね合わせて名付けられています。

☆今日の研修のように、愛知県には『お届け講座』があります。